LINEの送信取消機能はトークのメッセージを誤送信してしまった時に使える便利な機能ですが、毎日頻繁に使うというわけでもないのでよく解らないという方もいます。
例えば、既読後のメッセージでも送信取り消しができるの?といった疑問を持ってる方もいるようですね。
送信取消機能の使い方は基本的に簡単ですが、取り消しした時の相手の画面がわからないので使えない場合もあります。
そこでこのページでは既読がついたメッセージで送信取り消しをするとどうなるのかを解説します。
LINEの送信取消は既読後でも取り消しできる?
まず最初に結論からお伝えすると、LINEは既読後のメッセージであっても送信取消は使う事ができます。
ただし、送信取消を使えるのは24時間以内のメッセージのみというルールがあるので、既読未読に関わらず24時間以上経過しているメッセージに対しては送信取消を使う事ができません。
既読後のメッセージに対して送信取り消しをした場合、メッセージの送信者側(取り消しをした側)の画面は以下のようになります。
そしてメッセージを受け取っていた側(相手側)の画面では以下のような表示がでます。
このように、メッセージを見て既読になっていたとしても送信取消機能は使えますし相手の画面に表示されていた元のメッセージを削除する事ができます。
相手画面の送信取り消し通知は消せる?
LINEで送信取り消しをしてメッセージを削除しても、取り消し通知が残っていると意味がないですよね。
しかし、現在のLINEの仕組み上、取り消し通知を残さない方法は残念ながらありません。
送信取り消しをしたメッセージが未読だろうと、既読だろうと、取り消し通知は必ず表示されるのでそれを理解した上で送信取消しを使うようにしましょう。
送信取消機能が公開された当初は取り消し通知も残らない方法があったのですが、今はそのような仕様になっていないので通知が消えることもありません。
個人的にはもう一度、通知も一切残らない完全削除できる送信取消機能を復活させてもらいたいと思っています。
送信取消可能な時間と対応メッセージ種類
送信取消は送信から24時間以内であれば基本的に取り消しが可能です。
ただし、LINEの仕様変更により送信取消の時間が延長されることもあるため最新情報を確認してください。
また、取り消せるのはテキストメッセージだけでなく、スタンプ、画像、動画、アルバムなども含まれますが、特定の機能(例:投票やLINEギフト)は取り消し対象外となる場合があります。
大切な送信内容は送信前に再確認する癖をつけましょう。
LINEで既読後に送信取消する人の心理
LINEで既読後に送信取消をする行動には、いくつかの心理的要因が考えられます。
この行動の背景には、相手との関係性、自己評価、メッセージ内容への懸念などが影響していることが多いです。
以下、代表的な心理状態について説明します。
自己保護・不安回避
メッセージを送った後に「内容が不適切だったかもしれない」「誤解されるかもしれない」という不安が湧き上がるケースです。
この不安は、メッセージの内容が敏感な話題や相手の反応が予測できない場合に強くなります。
特に自己評価が低い人や他者からの評価を気にする人は、後悔や不安が強くなり送信取消をすることで安心感を得ようとします。
感情の制御
瞬間的な感情に基づいて送ったメッセージを、冷静になった後で「感情的すぎた」「言い過ぎた」と感じ撤回するケースです。
この場合、怒りや悲しみ、焦りなどの強い感情が収まった後に相手に対して良い印象を維持したいという欲求が働きます。
感情をコントロールするために、メッセージの取り消しを選ぶのです。
コミュニケーションへの恐れ
他者とのコミュニケーションに不安を感じやすい人は相手の反応を想像して過度に緊張し送信したメッセージが不適切だったと感じやすくなります。
例えば、「このメッセージで相手に嫌われるかもしれない」などの恐れからメッセージを取り消すことがあるでしょう。
相手がメッセージを既読した後で取消すことで、相手の反応を未然に防ごうとする意図が含まれます。
プライベートな情報の保護
個人的な内容や誤送信の場合、相手が読む前に取り消すことでプライバシーを守ろうとする意識が働くことがあります。
しかし、既読後に取り消す場合でもその内容が意図せずに広まることを防ぎたいという自己防衛的な動機が存在することが多いです。
相手への関心を引きたい
意図的に既読後にメッセージを取り消すことで相手の関心を引こうとする場合があります。
相手に「何を言いたかったのだろう?」と考えさせることで、意図的に相手の注意を喚起しコミュニケーションを引き伸ばそうとする心理が働くこともあります。
状況やタイミングのミス
特定の状況やタイミングで送ったメッセージが不適切だと後で気付いた場合、取り消すことがあります。
例えば、送信した直後に状況が変わったり誤って送信した内容がその時の流れに合わないことに気付いたりする場合です。
まとめ:送信取消機能があっても誤送信には注意
送信取消機能があるからと言ってもやはり安心はできませんね。
誤送信してしまったら結局は送信取消の通知履歴が残ってしまうので、多少なりとも言い訳とかが必要になるかもしれません。
見られたら困る内容を人に送信する時にはトークルームの相手をしっかりと確認してから送信するようにしましょう。
寝ぼけた状態で送信したり酔っぱらった勢いで送信するといった事にはならないように注意したいですね。
以上、今回は『LINEの送信取消は既読がついたメッセージでも取り消しできる?』という疑問についてまとめました。
ちなみに、LINEの送信取消機能については以下の記事で徹底解説してるのでもう少し詳しく知りたい方はこちらも参考にどうぞ。
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